ウコンの効能と効果

ウコンは昔から生薬として広く利用されてきました。

ウコン茶

ウコンを摂取する方法として、サプリメント以外にも「ウコン茶」があります。
ウコンの効能を得たいけれど、苦みが耐えられなくて飲めないという人におすすめです。
ここで紹介するのは日本健康堂の「彩華ウコン茶」です。
とても飲みやすくておいしいと人気があるお茶です。

「彩華ウコン茶」には厳選した沖縄の秋ウコンを使っていて、さらにドクダミやグァバなど8種類の薬草をブレンドしたものです。
これは最大限にウコンの効能を引き出せる薬草をブレンドしているのです。
ハーブティー感覚で手軽に楽しめると女性の間で特に人気となっています。

近年のウコン人気によって、飲食店でも利用されるようになってきました。
誰でも飲めるその飲みやすさとおいしさが人気となっているのです。
お子さんでも好んで飲む人が多いというおいしさです。

「彩華ウコン」は190g缶が税込み価格115円。
1.5リットル入ったペットボトルもあります。
発売開始から14年以上経っても多くの人に支持されていて120万リットル以上もの製造出荷をしてきました。

これはプライベート飲料の中では驚異的な数字です。
最近では焼酎で割るウコンハイなども人気で、ソフトドリンクとしてもメニューに入るほどお店で浸透してきていますがその中においても「彩華ウコン」は圧倒的な人気なのです。

人気のその味をぜひお試しください。
注文はインターネットの日本健康堂のサイト内から行うことができます。
送料は全国一律で450円です。

 

 

 

白ウコン


インド原産のショウガ科、多年草が「白ウコン」です。
ここで白ウコンの効能などについて説明していきます。
葉や茎の部分がショウガに似ていて別名を「ハナショウガ」と呼ばれています。

日本では沖縄で栽培されていて、沖縄では「ムザヌウッチン」と言います。
白ウコンはとても苦いので食用としては使いません。
昔から民間伝承薬として使われてきましたが、日本においてはあまり使われなかったようです。

そのため白ウコンの場合、乾燥粉末が沖縄で取り扱われているくらいで、生のウコンはほとんどないようです。
一部には白ウコンと紫ウコンを同じものとして扱っているところもあるようです。
しかし実際には紫ウコンと白ウコンは別物で成分も効能も違うものですから、同じような表記になっているものは注意した方がいいと思います。

白ウコンの中には「クルクミン」がほとんど入っていません。
その代わりに精油成分の「ゼルンボン」が入っています。
ゼルンボンは白ウコンの8割を占める成分で、ガン細胞を防止したり、免疫機能を活性化したり、メラニンの形成を抑制したり、消炎鎮痛などの効能があります。

白ウコンは膵臓によくて、糖尿病にも効果が期待できて、高血圧や痛風にも効果があり、水虫改善、疲労回復などにも効能を発揮すると言われています。
ゼルンボンは化学的反応が高くて、香料や抗菌剤、抗ガン剤にも応用できると期待されている成分です。

インドネシアでは、殺菌効果や疲労回復効果、血液浄化作用があるとして皮膚病や血液浄化をするために民間の伝承薬として使っています。

 

春ウコン

春ウコンの効能や効果について説明します。
春ウコンというのは、4月から5月にかけてピンク色の花を咲かせる多年草です。
正式名称は「キョウオウ」です。
インドや台湾、日本においては種子島屋久島や沖縄で栽培しています。

春ウコンは、掘り起こした根でも再びそこから花が咲くという強力な生命力を持っています。
そのため中国では生薬として愛用されています。
日本では春ウコンを使った健康食品がたくさんあります。
健康食品でウコンを使っているもののほとんどが「春ウコン」です。
食べると、強烈な苦みで胃もたれを改善して清涼感があるため、二日酔いの改善にも効果を発揮すると言われています。

春ウコンは秋ウコンよりも「クルクミン」の含有量が少ないです。
しかしその分精油成分が多くなっていて1000を超える有効成分が入っています。
「鉄」、「マグネシウム」、「カルシウム」、「食物繊維」、殺菌効果のある「シネオール」、抗炎症作用のある「アズレン」などです。

さらに「クルクメン」という抗ガン作用や利尿作用のある成分や、「ターメロン」という胆汁分泌促進作用のある成分が入っているため、健康増進へ優れた効能を発揮します。
春ウコンは昔から生薬として使われていて、万能薬として親しまれてきました。
現在はガンの予防効果、肝機能の強化など体の様々な機能をサポートするための健康食材として多くの人に愛用されています。
しかし過剰摂取をしたり長期服用をしたりすると、逆効果で副作用がでることもあるため注意しなければいけません。

 

秋ウコン

秋ウコンの効能や効果について説明していきます。
秋ウコンというのは、7月から8月の時季に白い花を咲かせる多年草です。
特徴としては、切り口が橙色で苦みが少ないことです。

他のウコンに比べて丈夫で耐寒性があるため、とても育てやすくて保存がしやすいウコンです。
日本では南九州地方で主に栽培しています。
たくあんを始めとした食材の着色料として、カレー粉などを始めとした香辛料や衣類の染料として、殺虫剤の材料としてなど幅広く使われてます。

秋ウコンは他のウコンよりも「クルクミン」を豊富に含んでいて3%から5%の含有量となっています。
クルクミンの効能によって、胆汁の分泌促進をはかり解毒効果を発揮するため、肝臓障害の予防や改善をすることができます。
コレステロール値を改善する効果もあります。
便に適度に水分を与えて便秘改善をはかることもできます。

便秘を改善し、ニキビやシワ、シミなどを改善する美容効果もあるとされています。
クルクミンは体内に入って消化酵素の作用が働くと、強力な抗酸化物質に変わります。
その働きで活性酸素を除去することができるため、老化防止やガン予防になります。

秋ウコンは1日に500mg摂取し続けていけば、肝機能改善や抗ガン作用を得る可能性が高くなります。
秋ウコンの成分にはクルクミン以外にも「ターメロン」や「エッセンシャルオイル」といった精油成分が入っています。
そのため殺菌力があるので、ピロリ菌をやっつけて胃潰瘍の原因物質を除去したり、胃腸を強くしたりする効能もあります。

 

 

クルクミン

ウコンの主成分である「クルクミン」について説明します。
クルクミンはウコンの中でも特に「秋ウコン」に多く含まれています。
クルクミンは黄色い天然色素成分でよくカレーやマスタードなどに使われているポリフェノールの一種です。
ウコンが私たちの体にいいと言われている大きな理由にこのクルクミンの効能効果が挙げられます。
近年ではクルクミンの効能である健康維持について研究が盛んに行われるようになりました。

日本ではクルクミンは昔から胃腸や肝臓の治療薬として使ったり、二日酔いの予防薬として使ったりしてきました。
その他にもクルクミンが持っている抗酸化作用によって老化防止効果やガン抑制効果があります。
殺菌作用によって胃炎を予防する効果もあります。
さらにコレステロールを低くする効果があり動脈硬化や心筋梗塞生活習慣病脳梗塞などを予防する効果もあると言われています。

クルクミンの副作用について見ていきます。
長い間食用の色素として、あるいは胃腸や肝臓の薬などとして使われてきましたが、副作用についてはほとんど発生していません。
しかし過剰摂取したり長期間摂取し続けたりすると、肝臓に負担がかかるので肝機能障害が起きてしまう可能性があります。
そのため肝臓に疾患がある人や妊娠中の人、授乳中の人はウコンの摂取について医師に相談してから決めた方がいいと思います。
また過剰摂取することで、下痢や悪心などを生じる危険もありますから注意してください。

 

 

紫ウコン

希少価値の高いウコンと言われているのが「紫ウコン」です。
原産地はインドで、日本では奄美大島屋久島などで栽培されています。
「春ウコン」や「秋ウコン」に外見は似ているのですが、耐寒性が低いので生育させることや保存させることが難しいと言われています。
紫ウコンには他のウコンと違って主成分となる「クルクミン」がほとんど入っていません。

その代わりに「シネオール」とか「カンファー」とか「アズレン」といった精油成分がたくさん含まれています。
紫ウコンの期待される効能は、胃潰瘍の改善です。
日本人の40%以上が体内に持っているというピロリ菌が胃潰瘍の原因となります。
紫ウコンにはピロリ菌を除去するという効能があるため、胃潰瘍を改善することができるのです。

紫ウコンには血液をきれいにしてくれる効能があります。
腸の中に溜まってしまった老廃物を排出して血液を浄化してくれます。
抗酸化作用によって老化やガン予防の効果もあります。
排毒作用があるため、体に不要とされる重金属などを排出してくれる効果があります。

その他の効能としては、肝臓病や腎臓病、腹痛や下痢、糖尿病や高血圧や不整脈ぜんそく尿道結石、白内障や疲労回復など様々健康のために力を発揮するそうです。
さらに肩こりや腰痛、ダイエットなど美容関連にも効果があると言われています。
紫ウコンは他のウコンよりも特に苦みがきつくて飲みにくいため、料理などに調味料として少しだけ使うのがいいそうです。

 

 

飲むタイミング

ウコンを飲むタイミングについて効果的な方法を紹介します。
1つ目はウコンを食後に飲むという方法です。
1日数回ウコンを食後に飲むようにすると、消化吸収が良くなるためいいと思います。
クルクミンには油に溶けやすい成分です。
そのため油を使って調理された料理を食べた直後に飲むと、体内に効率よく吸収させることができます。

2つ目は「イースト菌」や「乳酸菌」や「レシチン」などと一緒に飲む方法です。
イースト菌」は「パン」や「ナン」などに含まれている成分です。
「乳酸菌」は「ヨーグルト」などに含まれている成分です。
レシチン」は「大豆」や「卵」に含まれている成分です。
これらが組み合わさることで強力な抗酸化物質に変わります。
そのためウコンの効能が通常よりも強力になると言われています。

3つ目はお酒を飲んだ後飲む方法です。
先ほども述べたようにウコンには二日酔いを防止してくれるという効能があります。
お酒を飲む前でも飲んだ後でも、ウコンを飲むことで二日酔いの原因物質を素早く解消することができます。

一般的にはお酒を飲んだ後にウコンを飲んだ方がいいそうです。
お酒を飲むと体内でアルコールを分解するときに「アセトアルデヒド」という物質が発生します。
お酒を飲み過ぎてしまうことでこの物質が大量に発生してしまい、気分が悪くなるのです。
ウコンを飲むことで肝臓を活発に動かして、この原因物質を素早く分解して排出することができて気分が悪くならないというわけです。