ウコンの効能と効果

ウコンは昔から生薬として広く利用されてきました。

秋ウコン

秋ウコンの効能や効果について説明していきます。
秋ウコンというのは、7月から8月の時季に白い花を咲かせる多年草です。
特徴としては、切り口が橙色で苦みが少ないことです。

他のウコンに比べて丈夫で耐寒性があるため、とても育てやすくて保存がしやすいウコンです。
日本では南九州地方で主に栽培しています。
たくあんを始めとした食材の着色料として、カレー粉などを始めとした香辛料や衣類の染料として、殺虫剤の材料としてなど幅広く使われてます。

秋ウコンは他のウコンよりも「クルクミン」を豊富に含んでいて3%から5%の含有量となっています。
クルクミンの効能によって、胆汁の分泌促進をはかり解毒効果を発揮するため、肝臓障害の予防や改善をすることができます。
コレステロール値を改善する効果もあります。
便に適度に水分を与えて便秘改善をはかることもできます。

便秘を改善し、ニキビやシワ、シミなどを改善する美容効果もあるとされています。
クルクミンは体内に入って消化酵素の作用が働くと、強力な抗酸化物質に変わります。
その働きで活性酸素を除去することができるため、老化防止やガン予防になります。

秋ウコンは1日に500mg摂取し続けていけば、肝機能改善や抗ガン作用を得る可能性が高くなります。
秋ウコンの成分にはクルクミン以外にも「ターメロン」や「エッセンシャルオイル」といった精油成分が入っています。
そのため殺菌力があるので、ピロリ菌をやっつけて胃潰瘍の原因物質を除去したり、胃腸を強くしたりする効能もあります。