ウコンの効能と効果

ウコンは昔から生薬として広く利用されてきました。

クルクミン

ウコンの主成分である「クルクミン」について説明します。
クルクミンはウコンの中でも特に「秋ウコン」に多く含まれています。
クルクミンは黄色い天然色素成分でよくカレーやマスタードなどに使われているポリフェノールの一種です。
ウコンが私たちの体にいいと言われている大きな理由にこのクルクミンの効能効果が挙げられます。
近年ではクルクミンの効能である健康維持について研究が盛んに行われるようになりました。

日本ではクルクミンは昔から胃腸や肝臓の治療薬として使ったり、二日酔いの予防薬として使ったりしてきました。
その他にもクルクミンが持っている抗酸化作用によって老化防止効果やガン抑制効果があります。
殺菌作用によって胃炎を予防する効果もあります。
さらにコレステロールを低くする効果があり動脈硬化や心筋梗塞生活習慣病脳梗塞などを予防する効果もあると言われています。

クルクミンの副作用について見ていきます。
長い間食用の色素として、あるいは胃腸や肝臓の薬などとして使われてきましたが、副作用についてはほとんど発生していません。
しかし過剰摂取したり長期間摂取し続けたりすると、肝臓に負担がかかるので肝機能障害が起きてしまう可能性があります。
そのため肝臓に疾患がある人や妊娠中の人、授乳中の人はウコンの摂取について医師に相談してから決めた方がいいと思います。
また過剰摂取することで、下痢や悪心などを生じる危険もありますから注意してください。